吊り形の業務用エアコンはしっかり取付をして性能発揮

室内機が天井に吊り下がる形で設置する、業務用エアコンの吊り形は、製品のマニュアルを確認して正しく取付をすることが大切です。取付が間違っていたり不十分だと、本来の性能を発揮しないばかりか、稼働音が大きくなったり、壊れやすくなることもあるので気を付けたいところです。吊り形の業務用エアコンは耐久性を考えて設計、製造されていますが、性能や信頼性は取付工事の質によるところがあります。業務用エアコンは、室内機の重量が家庭用より重い傾向にあるので、取付をする場所の強度が重要になってきます。

吊り形は天井に吊り下げるので、静止した状態でも問題がない強度に加えて、地震の揺れでも落下しない強度が求められます。業務用に限らず、エアコンは室内機と室外機で構成されていて、両者を繋げる配管や配線工事が必要です。室外機から吊り形の室内機への配管に問題があると、性能が発揮できず、また室内機に負担がかかって消費電力が増える可能性があります。理想的な配管は経路がシンプルかつ最短で、丁寧に施工することが肝心だといえます。

配線も同様に、マニュアルの内容を把握して、性能を妨げず機能するように施工することが重要です。業務用エアコンには真空引きという作業がありますが、これも重要で手を抜いてはいけない工程です。真空引きを間違えると性能が上がらず、故障に繋がることもあるので注意する必要があります。吊り形はこのように、室内機だけでなく室外機との接続もまた大切だとわかります。

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